この絵本は
昔アメリカに実在していた女性図書員を
モデルに作られたお話です。
家の近くに学校もお店も、図書館もない場所で
生活をしている子供たちに
図書館の本を運んで無料で貸し出す制度を
作ったのです。
ブックウーマンとは、その本を運ぶ女性です。
暑い日も寒い日も、どんな遠い道のりでも
ひたすら子供たちに本を届けています。
山の上の方に住んでいて
学校さえ行けないカルは
「空気と同じように無料で本が届けられる」
というこのシステムのおかげで
少し変化が生まれたと思います。
当たり前のように本が読める環境がある今
よりたくさんの人に本を読んでほしいと思いました。