ヒヤシンスひめの悩みは体が軽くて浮いてしまうこと。重い宝石で地面におさえられていましたが、ある日、ついにそれを脱いで浮いてみます。戻れなくなりそうなときに、好意をよせているボウイがたこでからめておろしてくれます。親としては何て無謀なことをするの!?と叱りたくもなりますが、これ自体は素敵な冒険なんですよね。親としてはだめって言いたいような、自由にしたいからいいよって言いたいような、、、すごく難しいです。ちなみに、本を読んでから娘に空をこうやって飛びたい?と聞いたら「怖いからいや。」ですって(笑)賢いです。もう少し冒険心があってもいいんですけど、ヒヤシンスひめのようにしていたら運が良かったからいいけど、たこにひっかからなかったらそのまま浮いて餓死しちゃうので、賢明なのかな、と思います。3歳で読んだけど文章は少し長いです。でも内容が面白いので読めてしまいました。大人もいろいろ考えさせられて、とても面白いです。おすすめ。