「けんかのきもち」の表紙の絵も、けっこうインパクトがありました。
これは、その「けんかのきもち」の続編?姉妹本?みたいな感じでしょうか。
表紙の絵、怒っている男の子の絵がとても迫力満点で、ひきこまれそうでした。
そして、内容も。
がくとしゅんたろうは、絶交してしまう。
絶交したほうと、絶交されたほう、そのどちらの気持ちも複雑です。
そして、その絶交を、ただダメだといい諭すんじゃなく、解決していくこの先生に拍手。
「人が人を許せないって、よっぽどのことなんだよ。」
その言葉は重いです。
人間と人間の、ほんとうのぶつかり合い。自分たちで解決していく力。
こんな経験こそが、子供たちをを成長されていくんだろうなぁと思う1冊でした。