うちの子どもたちが大好きな「あんびるやすこさん」のシリーズものです。
ただし、このシリーズは普段作者が描いている作品よりも、読者年齢が少し高そうです。お薦めは小学校高学年くらいから、中学生・高校生くらいかな?
アンティークに興味のある人、あんびるさんの作品が好きな人には特にお薦めです。
今回はシリーズ最終巻とあって、イラストを担当されてきた十々夜さんの漫画ページも数ページあり、ファンの子どもたちにはたまらない魅力となりそうです。
お話的には予想通りの大円団で、最後まで楽しく読めました。
この作品の面白さは、主人公たちが出会うアンティークに宿っている「つくも神」たちとの出会いではないでしょうか?
現代は使い捨ての時代ですが、この本を機に、読んだ子どもたちが自分の身の回りの物を大切にしてくれるといいな〜、と思いました。