少しふざけた題名に惹かれて手に取りました。
動物園のライオンの様子を活写しているのですが、
その解釈が面白いです。
常にライオンらしさを求められるゆえ、たまにはハメを外すけれど、
やっぱりライオンらしさが気になって、と、ライオンの葛藤を描きます。
その果てが、うがいという訳なんですね。
でも何となく、共感してしまいます。
なかなか哲学的なテーマだと思いませんか?
自己レッテルとの葛藤。
幼稚園児以上くらいからとありましたが、むしろ小学生以上くらいからの方が
この作品の面白さが理解できるのではないでしょうか。