「のっぺらぼう」って昔お話では聞いたことあったけど、どんなお話だったっけ?
こんな絵本もあるんだね、と本屋で手にとった絵本です。
でも、これはけっこう怖いです。
まぁ、表紙がすでに怖いですが...
森をさまようその森の感じも怖いし、次々に現れるのっぺらぼうも薄気味悪い。
最後はどういう終わり方をするのかと思ったら、最後の最後はめでたし、めでたしなんだけど...
たくさん出てきたのっぺらぼうはそのまま森に残してきたわけで...退治したわけではなく、逃げ帰ってきただけなので、なんとなく、暗いところにいくと、どこかに、のっぺらぼうがひそんでいそうな感じがする、そんな余韻を残します。
怖がりな子にはお勧めできません。
特に、夜寝る前の読み聞かせにはどうなのかな?
ただ、子どもは「こわいお話」も大好きだったりするので、この程度はへっちゃらだという子にはぜひ、肝試しのようなつもりでどうぞ。