4月に童話作家・詩人の岸田さんが逝去されました。岸田さんの作品の中で,息子が特にお気に入りだったのが,「かばくん」とこの絵本です。
読み聞かせにとてもよい絵本だと思います。りんご,メロン,ぶどうと次々に食べていく白ぶたくん。あれれ!と思っているうちに,お腹ににその食べ物の色が出てきます。
息子と次は何色になるのかな?と話ながら読んでいきました。そして,石けんを食べた時の反応をとても喜んだのを覚えています。
長野さんの描く様々な種類のぶたも本当に楽しめます。
様々なものを食べて,結局は元の白いぶたに戻った白ぶた君。だけど,みんなには白ぶた君が大きくなったように見えます。
色々な体験をする楽しさ,大切さを教えてくれる絵本です。