まず可愛らしいイラストが目に留まりました。
そして「なみだあめ」というタイトルも。
「雨」かと思えば「飴」なんです。
誰かが泣き出すと、どこからかやってくる、屋台を引いた小人たち。
“屋台”っていうのが、ちょっとイメージ違って、クスっと笑えました^^
そして小人たちは、涙を集めて飴を作ります。
「なみだあめー、なみだあめー、甘くてしょっぱい なみだあめー。
おいしくて なける なみだあめー。」
そしてその飴を舐めるとあら不思議。
涙が涙が・・・。
こんな風に豪快に泣くって、いいですよね。
子どもはもちろん、大人だって、たまには声をあげて泣いたらスッキリするし。
「泣く」ということを、前向きに捉えさせてくれる温かい絵本です。