まず絵の優しさにひかれました。
淡い色彩から「春」を感じます。
ポットくん(植木鉢のこと)とミミズくんは他の兄弟たちに遅れてしまい飛べなかった3本のわたげちゃんに出会います。
のんびりやさんと
ねぼすけくんと
すえっこちゃん
ネーミングとあどけない表情がすごくかわいいんです。
124兄妹ということで、わたげがそんなにたくさんの量あるなんて、大人でも驚きました。
そのわたげちゃん達の旅立ちの準備をポットちゃんとミミズくんはお手伝いします。
我が家の子供達は今、わたげを飛ばすことが大好きです。
でもその綿毛がたんぽぽの花を咲かせる種であることは、
うまく理解できていなかったのですが、この本で少し自然を感じることができたように思えます。
またたんぽぽ以外にも、ハチ、アリ、鳥、犬、ペチュニア、その他の花などなど・・・数々の自然が出てきます。
やさしいタッチの科学の本。他のシリーズもあるようなので、他も読んでみたくなりました。