『ひとまねこざる』がすっかりお気に入りの2歳の息子に読んでやりました。
こちらの『おさるのジョージ』のシリーズは作者が違うだけでなく、ページ数も少なめで、ハプニングも一つ、最後はジョージが感謝され、何だか英雄?・・・という展開がほとんどのようです。
この巻でも、チョコレート工場に買い物に付き合っただけのジョージが、「しりたがり」を発揮して、工場の中に入ってしまい、機械のレバーを動かしてしまいます。そのため、チョコレートが出てくるスピードが早くなってしまいます。でも4本手のあるジョージが手伝ったので、大丈夫。最後には工場の人たちから感謝されます。
ジョージがやったことが結果的に人をハッピーにするという分かりやすい展開なのですが、『ひとまねこざる』シリーズを楽しんだ後となっては、ちょっとひねりがなさすぎで物足りない印象を受けました。それにどうもチョコレートが美味しそうに見えませんでした。