くまの子ウーフ・シリーズです。
今回のお話は、お母さんおお誕生日に、何かお母さんの好きなものをプレゼントしようと、野山を捜しまわるウーフのお話。
お母さんの好きなもの、それは木の実とはちみつとかに!
ウーフは一所懸命ブドウを採ったり、はちみつを採ろうとしたり、蟹を捕まえようとしたのですが、失敗続き。
はちにさされ、蟹に指を挟まれ、吃驚したひょうしにブドウを落として潰してしまいます。
ボロボロになって帰ってきたウーフにお母さんは声をかけます。
「がかりしなくても、おかあさんのだいすきなものは、ちゃんとここにあるのよ。……はちにさされても、ころんでも、げんきなくまの子、ウーフがね。」
面と向かって「あなた(子供)のことが大好きよ」って、中々言ってあげられないですよね?
この絵本を読むことで、いい練習になりそうです。
長いシリーズだけあって、あたかい物語でした。