児童館で手じなをする大事な日に、右手の人差し指をくじいてしまった山田さん。
手じなが始まる時間がせまり、おろおろする山田さんのところへ『ねこの手や』からのFAXが送られてきました。
それにしても『ねこの手や』のねこやなぎさんは優秀なセールスマンです。
今回『ねこの手や』では、個性的なねこたち8匹がスタンバイしていました。
その中で、指先が一番器用なゴンロクが山田さんの助っ人に選ばれました。
ゴンロクの先祖はスリの名人で、指先の器用さもピカ一なのですが、口の悪さもピカ一です。
ゴンロクのセリフが面白かったようです。
ゴンロクの右手のおかげで、子どもたちも大喜びでした。
山田さんといたずらっ子タケシとの掛け合いも面白かったです。
最後には、前回に『ねこの手』を借りた警察署長も登場するのですが・・『ねこの手や』は、必殺仕事人といった感じですね。
登場人物の表情が豊かでセリフも面白く、大好きなお話です。
他の『ねこの手』のお話がでるのが楽しみです。
最近のお気に入りの本で、一人でも読んでいました。
文字が大きくて、楽しい挿絵もたくさんあるので、本が読めるようになった子どもが、自分で読むのに丁度良いと思います。