『ひらがなだいぼうけん』『カタカナダイボウケン』に続く作品。
数字というのがなんとも嬉しいです。
らっちゃんの本の中の文字は夜中に動き出すのです。
今回は、数字たちの騒動です。
ひらがな、カタカナも、動き出すと面白いのですが、
数字だって負けてはいません。
しかも、らっちゃんに見つからないように、元通りになるのもスリリング。
今回は時計の文字盤まで登場します。
そうそう、数字には「ひい、ふう、みい、よ、いつ、む、なな、や、ここ、とお」という
呼び方もありますね。
数字の歌って、ナイスアイデアです。
読み物ですが、短編集ですから絵本感覚ですぐ読めますし、
みやざきひろかずさんの淡いイラストもキュート。
数字とお友だちになれそうです。