「まじめなフレッドおじさん」のイーガンさんの作品です。
主人公のねずみのドズワースさん(フレッドおじさんの目とそっくり!)は、リサイクルショップ店を開いています。
時間がある時には、ぼうっとしているのが好きで、朝早い仕事の後は、午前中はテレビ・昼食・昼寝・夕食そして店を閉め、またテレビ。
テレビが好きなんだな〜、ん?アメリカの作品かな?と思い、ここで奥付を見て、イーガンさんはアメリカの方と確認。
まさに、ドズワースさんはカウチポテト族です。
そんなドズワースさんが、ガラクタ置き場で見つけたピンクの冷蔵庫。
冷蔵庫を持ち帰ると思ったら、冷蔵庫にくっついている“地球の形をしたマグネット”のほうに手を伸ばしますが、外れません。
そのマグネット”には、“絵をかこう”の紙片が挟んでありました。
???でしたが、そうか冷蔵庫ですものね。
開いたら、絵の道具が入っていました。
この絵の道具を売り物にと、喜び持ち帰るドズワースさん。
ここから変わっていくドズワースさんの生活スタイル。
ワクワクしながらドンドン読み進めました。
読後、これは結構深いメッセージを大人にも向け発信しているように感じました。
限られた情報をあてがわれ、行動まで操作されかねないものからの脱却を見事に果たしたドズワースさん。
充実した豊かな時間の過ごし方ができることを祈ります。
“地球の形をしたマグネット”がキーワードだったのかな?
まずは七つの海へ、でしょうねぇ〜。