なかなか渋い雰囲気でしたが、奥の深〜いお話でした。
大人や小中学生のお子さんが読むと、色々感じる所がありそうです。
いつもと同じ日常を、単調に見えるかもしれないけれど“丁寧に丁寧に”過ごす。
それもまた上質なことで、大事なことであると私は思います。
でも、惰性であったり時間の浪費であったりする状況は、避けたいものです。
主人公は、後者の状態だったのかもしれません。
そんな中でピンクの冷蔵庫からのメッセージを受け取り、
毎日の過ごし方が変わり、いつしか考え方も変わっていたのか、
最後には自分の意思で行動を起こす姿に拍手です!
旅に出る前、冷蔵庫に挨拶をするというのがまた心憎いです^^