絵もお話もあったかい、寒い夜に火のそばで読み聞かせたいお話。キラキラおめめの小さなお子様と親御さんというシチュエーションを連想するお話でした。
シビアな始まり方です。クリスマスの飾りつけをする余裕のないおうちのネズミが、そこの飼い猫に苦情を申し立てるという。
そこで立ち上がったネコによって、夢のような聖夜が繰り広げられるわけですが、本当にワクワクします。
注釈までついて、あちらの伝統的な飾りつけを覗き見することができるのも楽しい。
アドベントカレンダーをめくって、シュトーレンを食べて、ぜひこの絵本を読んで下さい。クリスマスが待ち遠しくなることウケアイ。
我が家は玄関に飾っておきたいなぁ。逆に淡すぎて、大勢への読み聞かせには不向きかもしれませんね。