主人公の女の子の名前が次女の名前と似ているので、娘はナミチカを自分のことのように思っています。なので娘にとっても私にとっても特別な絵本となりました。
おじいちゃんと、いとこのアンドレと一緒にはじめてのキノコ狩りに出かけたナミチカ。自分の帽子と同じ赤いキノコを見つけて追いかけて行くと、不思議な世界に迷い込みます。
森の様子が素敵なので、読むと必ずキノコ狩りに出かけたくなります。でもきのこって毒キノコがあったりと難しそうなので、きのこに詳しいおじいちゃんのいるナミチカがとてもうらやましいのです。
ラストシーンでおばあちゃんが作ってくれるきのこのクリームスープのおいしそうなこと。秋の季節がとても待ち遠しくなる絵本です。