きっこちゃんは、お父さんが忘れていったケーキをおばあちゃんのうちまで、一人で届けに行きます。
おとうさんについて行ったら、いつも間にか知らない人のうちに来てしまいます。お父さんだと思ったのは、クマだったのです。とても不安そうなきっこちゃん。
そこでは、動物たちのお茶会が開かれていました。
きっこちゃんも、一緒にお茶をいただきます。お茶会はとても楽しそうです。
転んでケーキが崩れてしまったことを話すと、みんながケーキを分けてくれました。それを持っておばあちゃんのうちへ行きました。
全体は、モノクロで描かれていますが、きっこちゃんのぼうしとてぶくろ、ケーキがカラーで描かれとても効果的です。
きっこちゃんの気持ちの変化がとてもよく伝わってきます。動物たちに助けられ、自分のお仕事を最後までやり遂げるきっこちゃんに、拍手を送りたくなります。