この本の特徴はなんといっても絵だと思います。バックの白に絵は黒・黄・赤の3色のみ。それがとても効果的でした。話の展開がだんだん楽しい雰囲気になるにしたがって、黄・赤色が増えていくと感じたのは気のせいでしょうか?
うちでは、話の終わりの方のきっこちゃんが動物達とおばあちゃんの家に向かうシーンで、突然息子が歌いだしました。「どうしたの?」と聞くと動物達が楽器を持っているので、一緒に歌ったのだそうです。息子が今までこんなに絵本の中に入りこんだことがなっかったので、驚きました。
私もこの作品がとても気に入りました。何回でも読み返したいと思える絵本に出会えました。