子供の通っている幼稚園で、「絵本リレー」という取り組みがあって、今回、この絵本が我が家に回ってきました。
素直にいい絵本でした。
私もできることなら、このぶたばあちゃんのように、ゆったりと、そしてしっかりと生き抜いて、生きていたことに感謝しながら死んでいきたい。
殺伐とした事件が多い中、小さいうちからこういう絵本に出会って、たくさんの子供達に心の洗濯をして欲しいなと思います。
ここに登場するぶたばあちゃんは自分の「命の終わり」を感じ取り、大切な孫娘のために、生活していく上でやっておかなければならないことを、全て行います。
そして、あまった時間を、自分の「目(心)のごちそう」の時間に当てます。
ぶたばあちゃんは、孫娘とゆっくり、何度も休みながら、自分の住んでいた町を散歩します。
最期に木々や花々や空、いろいろ見て、目にごちそうしてやりたいといって。
そんなぶたばあちゃんの孫だから、孫娘の対応もとても心のこもった優しいものでした。(メッチャ、感動もんでっせ〜)
ホント、ぜひ、読んでいただきたい絵本の1冊です。