おかあさん代わりをしてきたぶたばあちゃんですが、もう死期が近いことを知って、借りていた本を図書館に返し、もう次の分は、借りなかったのが凄く寂しく思いました。銀行に行って、お金を全部引き出し、口座をとじ、食料品店に行って支払いを済ませ、電気代を払い、八百屋さんと、燃料屋さんの支払いを済ませ、ばあちゃんは、孫むすめに、「大事にして、賢く使うのよ」と、渡しています。孫むすめには、いろいろと愛情をそそいで教えてきたと思いますが、きっとまだまだ教え足らないと思っているだろうなあと思いました。亡くなる朝まで、孫ばあちゃんをしっかり抱きしめて二人がしっかり抱き合っているのが、幸せだなあと思いました。