死期を悟ったぶたばあちゃんは預金を引き出したり滞納料金を支払ったりと身辺整理を始めます。孫娘もその時が来たのだと悟りますが口にはせず、これまでばあちゃんがやってきた家事・ばあちゃんと食べた食事を一人で過ごします。「ごちそうにしようかね」おばあちゃんは孫娘をなぜだか外へ連れ出し・・・。
「ごらん!」「あんなに木の葉がきらめくよ」死ぬ間際だといつも見た風景が素晴らしく美しく写るのでしょうね。誰もが迎えなくてはならない「死」 孫娘はだだをこねたり、ただ否定しようとせず現実を受け止めます。
死を前にそれぞれ出来ることは一体何か。
これを示した絵本だと感じました。