真っ黒ネリノはきれいな色のお兄さんたちから黒いという理由で一緒に遊んではもらえません。
そんなある日、お兄さんたちはきれいという理由でつかまって鳥かごにとらわれました。
まっくろネリノは自分の黒色を生かして、お兄さんたちを助けに行くのでした。
物語の本質には、自分と違うところがある子でも、そのよさを認めて、仲良くしていこうというようなメッセージがこめられているんだと思いますが、それが恩きせがましく語られていない点がいいですね。
うちの娘にはまだ早すぎてよく理解できていなかったようなので大きくなって、もう一度手に取りたいなと思います。