1970年にこんな楽しい探しもの絵本が作られていたとは。さすが、松岡・加古コンビの作品です。
ウォーリーやポケモンに比べると、線が柔らかくて、はっきりしない絵なので、とこちゃんを上手く探し出せるかなと思いましたが、赤い帽子が効いてました。子ども達は帽子を目印に、ちゃんととこちゃんを見つけ出しました。
最後のデパートのページでは、探しても探しても見つからず、子ども達はとうとう赤い帽子をかぶったスカートの女の子や、マネキンなどを指して「これかなぁ?」なんて言っていましたが、実は楽しい落とし穴があったのですね。
あんまり何度もとこちゃんがいなくなるので、子ども達は、「すぐいなくなるんだから、しっかり手をつないでいればいいのに」などと、いなくなるとこちゃん対策をとらない親の方に意見したりしながら、とこちゃん探しを楽しみました。