やさしい顔のおばあさんがおにばばに!
追いかけてくるやまんば、つかまりそうな小僧さん、
絵が分かり易く、最初のおばあさんが正体を現わすまでの
「静」から小僧さんを追いかける「動」の展開、物語もテンポよく
進んで行くのであっという間にお話しの世界に引き込まれます。
おばけ、妖怪、やまんばなどなど、怖いものが増えてきた息子。
怖い怖い、でも知りたい、見たいの気持ちがせめぎあっているよう。
やまんばが出てくる場面では毛布にくるまり顔を隠しつつ
チラチラ絵を見ていました。
それでも最後はほっとした表情。
3枚のおふだのお話はたくさん本が出ているので、
読み比べをしてみたいところです。