とても考えさせられる絵本でした。
スーパーに言って「買って」と言っても「ダメ」となかなか買ってもらえず、何度も言うと無視されてしまう。その中で子どもが「買ってなんてワガママ言ってはダメだ」と思い、自分の欲求を伝えたいがために架空のロボットを作ってしまったのではないか……ロボットのワガママなら、子どもは怒られないから、ロボットは子どもの代弁者なのではないか……私の考えすぎなのかもしれませんが…
子どもがワガママを言うと「また言ってる」と思い、ついつい軽くあしらってしまうこともありますが、子どもの思いと向き合うことの大切さを感じた絵本でした。