一人ぼっちの男が、風に飛ばされてきた動物たちと一緒に楽しく暮らしますが、また一人に戻ってしまいます。
最後ページの男の一言がとても前向きで、心が動かされました。
「風と共に去りぬ」のような感じです。
いもとさんの絵はとても可愛くて、ハッピーエンドの楽しいストーリーは私には甘すぎて読むのが恥ずかしいのですが、このお話は私にも読みやすくて、今まで読んだ絵本で一番好きになりました。
4年生のクラスで読み聞かせをしましたが、子ども達よりも先生に受けたかもしれません。
3年生の息子は、「ブタや家が風で飛んでくるなんてあり得ない」の一言でしたが、もう少し成長したらまた読んで欲しいと思います。
手元に置いておきたい1冊です。