いかにも、外国の絵本っていう感じの絵が素敵で
手に取った1冊でした。
「なしのきのうえん」とあるぐらいなのだから、
農園の1日を描いているのだと思っていたら
飼っているヒツジが主役でした。
このヒツジちゃんが色々と騒動を起こすのですが、
その騒動が、次に続いていないと言うか、
物語の伏線になっていなくて、出来事の羅列って感じなのです。
正直、読み終わった後「えっ?これで終わり???」って思ってしまいました。
魔女の家に入っていって、泡でいっぱいのお鍋に飛び込んで緑色になったのに、
何の魔法もかかってなくて、ただ水に流すだけで終わりとか、
もう一ひねりを!!!って思ったのは私だけでしょうか?
絵がいい感じだっただけに、とても残念でした。