似ている所もたくさんあって、違う所もたくさんある。
それが友達なんだなぁと思わせてくれるお話です。
色彩の美しさ、構図の完璧度、どれをとっても不思議と「きれい」な絵本なのですが、最も絶賛な一場面がまめうしくんとつぶたくんがおかあさんのおっぱいに吸い付いている場面です。
まめうしくんのおかあさんは立っておっぱいをあげるのに対して、つぶたくんのおかあさんは寝転んでおっぱいをあげています。うしとぶたの違いを表しているのですが、ちいさいまめうしくんとつぶたくんは同じようにお母さんのおっぱいに吸い付いています。
それから、二人が向かい合って「ぼくはうし!」「ぼくはぶた!」と言っている場面。
お友達をつくる上でとても重要ななにかを教えてくれているような気がします。