きれいなヒモのような何かを見つけたカエル達が取り合いっこをしはじめます。
最初はつちがえるとあまがえるの2匹だけだったのが、あかがえる、とのさまがえる、ひきがえる、うしがえる次々、様々な種類のカエルが出てきて大綱引き大会に!
新たに登場する度に、だんだん大きな種類のカエルになっていくのと、綱引きに負けているチームが
「はなすもんかー!」と必死の形相で叫ぶ。
その単純な繰り返しが心地よく、なんともおかしいのです。
息子は大興奮で私の洋服を引っ張りながら、綱引きに参加している気分になりきって聞いています。
そしてついには「はなすもんかー!」が口癖になりました。
布団やパパのベルトや身近ないろんなものを引っ張っては「はなすもんかー!ぼくはつよいカエルだぞー」とはしゃいでいます。
最後のオチは予測通りなんですが、その単純さもまた魅力になっている絵本だと思います。