娘が体調を崩して出かけられないときに、ご近所さんが「退屈でしょう」と貸してくれました。
大掃除とはいうけれど、春先のお話なので、だんだん春めいてきた今の季節にぴったりでした。
マスクをしてゴーグルをして、ぼろきれを体中にまとって、自分たちが掃除道具になるぐりとぐらには、娘もびっくりして楽しそうに笑っていました。
そして、毎度のことながら登場する食べ物のおいしそうなこと!
ぐりとぐらの朝ごはんも、最後にみんなで食べるにんじんクッキーも、ぐりとぐらが歌でも歌いながら楽しく作ったものなのかなあと言いながら眺めました。
この自分たちの食べるものを自分たちできちんと作って、食事を楽しんでいる感じは、ぐりとぐらシリーズの大きな魅力なのではないかと思います。
私にとって、ぐりとぐらの暮らしぶりは、ある意味憧れです。
決して贅沢ではないけれど、季節の移り変わりに合わせて、地に足をつけて丁寧に暮らしている感じがして。