大好きなとりごえまりさんの作品なので読んでみました。
しんくんとのんちゃんシリーズという紹介になっているのですが、この第三弾以降は発刊されていないようです。
主人公は、心配性のしんくんとのん気なのんちゃん。
全く正反対と言える組み合わせなのですが、とても仲が良いのです。
今回は、雨の日にしんくんが家で、のんちゃんを待っているのに来ないという設定。
その想像シーンが、何よりも楽しいです。
いつものように、しんくんは、悪い想像ばかり浮かんできてしまい、迎えに行くと、のんちゃんは、池におちる雨のわっかを見ていたのです。
それから二人は雨宿り。
そこでも対照的な思いを巡らせるのですが、二人のやり取りに、ほのぼのとさせられてしまいます。
いつもながらの可愛い絵と素敵なストーリーで、安心して読み聞かせできる絵本です。
友達についても、ちょっぴり考えさせられるのではないでしょうか。