おっと合点承知之助などの言葉は
「言葉の勢いが止まらずに、シャレで言葉を付け足した『付け足し言葉』」というそうです。
そんな付け足し言葉を絡めて、おじいちゃんと子ども達の忍者遊びのワクワクが生き生きと描かれたこの絵本。
つちだのぶこさんの絵が親しみやすくて、ぴったりです。
付け足し言葉だけ見ると、「おはようごん左衛門」とか「恐れ入りやの鬼子母神」とか、結構難しい昔の言葉を使っているのだけど、
お茶目なおじいちゃんのおかげで、
よくわからないけど面白いし、言ってみると語呂がいい感じ!というノリで子どもも真似して言っていました。
息子は「しーらんぺったんごーりーら」が大好き。
注意したとき満面の笑みで言われると
「嬉しそうになーに言ってんだか」と、ちょっと緩むんです。
付け足し言葉って楽しくなるスイッチみたい。
もちろん「おっと合点承知の助」の方が嬉しいですけどね。