タイトルはもりのおばあさんですが、活躍するのは動物たちです。
何の力もないおばあさんを助けるために、犬とアヒルとブタが知恵を出し合って行動します。
三匹のキャラクターがよく描かれていておもしろいです。
知恵のある犬のぱんく。
行動的なあひるのぽんく。
おっとりしたブタのぴんく。
手を貸してくれる動物たちも、おばあさんに助けられたエピソードが分かりやすく、共感できます。
絵がなんと、横山さん。
絵本の挿絵もされていたとはびっくりです。
(高知市には横山さんの記念まんが館があります)
温かい絵でおはなしにぴったりで、表紙は読み手に予測させるところはさすがと思いました。
大変な時も、幸せな時も、淡々としているおばあさんが本当は一番強いのかもしれませんね。