息子が小学校で借りてきた記念すべき一冊目がこの本でした。
お腹がすいたおおかみが、ぶたの町へやって来ました。でも、ラーメン屋では、おおかみぎょうざにおおかみラーメン、本屋では、「おおかみをおいしくたべるほうほう」が売られています。
お腹がすいて思考力が低下しているというところが1つのミソ、刷り込み、思い込みをうまく使っているお話だと思いました。
本来、強いはずのおおかみが、ぶたを恐れているという点に笑ってしまいます。ぶたの変装をして、ぶたの町からから逃れようとしている間に、自分がぶたなのでは?と錯覚に陥ってしまうところに、また笑いがあります。
「本来強いはず」というのも、人間が思っている思い込みなのかもしれませんね。ぶたの町から
何だかいろいろなことを考えさせられるお話でした。