息子と同じ名前なのでついつい借りてしまいました。「一番美しいものってなんだろう」と思いながら子供たちに読みました。こう太くんのおうちはお米を作っている農家です。こう太くんはいつもごはんはわき目もふらず一生懸命食べます。お母さんはどうしてだろう・・・っといつも思いました。ある絵本タイムの時のこと。絵本の中に一番美しいものがでてきました。お母さんはこう太くんに聞きました。「絵本にでてきた世界一美しいものってなに?」って。するとこう太くんは「おこめ」って答えたのです。「たきたてのお米はピカピカ光っててきれいだもん」って。だからお母さんは一生懸命ご飯を食べるこう太くんの気持ちが初めて分かりました。そのあとこう太くんは1年生のアルバムにこう書きました。「ぼくは大きくなったら農業する。ピカピカのお米をつくる」って・・・。小学校1年生にしてお米の良さが分かるなんてすごいなあ。いつも一生懸命お米を育てているお父さんお母さんのことを見ているからかな。