小さいときに読んだ本なのですが、廃刊になっており、福音館書店より復刻絵本として、再出版されたと聞き、久しぶりに読み返しました。
オーラは元気な男の子です。
ある朝、氷の花の咲いている窓をのぞくと、外にはオーロラのまぶしい光。
眠気が一気に吹き飛んで、彼は外に飛び出してゆきます。
ここから、うさぎと一緒にそりに乗っての冒険が始まります。
結婚式の前夜祭に参加したり、サーメの人に会いに行ったり、漁村で魚を捕るお手伝いをしたり、様々な経験をする度に、ノルウェーの伝統的な美しい情景も広がってゆきます。
人々が着ている鮮やかな民族衣装、独特な木製教会など,古き良きノルウェーを語ります。
素朴な優しさに包まれた数々の絵に心がホンワカしてくるのです。
大人が読んでも、充分満足させてくれる絵本です。読んであげるなら5歳頃〜