子どもの頃からある、名作絵本ですよね?!
私はなぜか「きかんしゃやえもん」という絵本が好きだったので、こちらのちゅうちゅうは、実はよく知らなかったです。ただ、となりのK君とT君(兄弟)のお気に入りだったというのは、よく覚えてます。
お話は絵本にしては長めですが、スリル満点で、あっという間に絵本の中にひきこまれてしまいます。
白黒だけの描写が、かえって子どもたちの想像を掻き立てるようで、ちゅうちゅうになりきって見ているのがわかります。
最初の威勢のよさとは裏腹に、古い線路に迷い込んでしまった心細さの対比が面白いです。
さんざん迷惑をかけて、みんなにこっぴどく叱られるのかな?と心配しながら聞いていると、機関士のジムたちは踊って喜んでくれるところが、子どもたちはたまらなく好きなようです。
皆さんの感想を読んでみると、小さい頃から何度も読んだお気に入りのお子さんが多く、うちの子(特に長男)にも、小さい頃に出会わせてあげたかったなあと、悔やまれる1冊でもあります。