とっても有名な本らしいしずっと気になっていた一冊。
図書館で借りては、読まずに返し、
借りては、読まずに返しを繰り返し、
今回やっと重い腰をあげることができました。
息子も私もなかなか思い切りがつかなかったのは、
この本の分厚さにあります。
中を開いても、絵も少なそうだし、字多いし・・・。
そして一旦読み始めること30分。
や〜、長かった!
というのが第一印象です。
あと、勝手に想像していたカミイと全然違うのでビックリ。
てっきり、「カミイ」は少年たちとも協力的で、
みんなで力を合わせて何か問題を解決するタイプのストーリーだと
漠然と思っていたのが、大間違いでした。
超トラブルメーカー。
常に上から目線、ワガママ。
読んでいて何回、「アンタ、ナニサマ?!」と
息子と二人でつぶやいたことでしょう。
でもたまにはこんな型破りの主人公もいいな。
カミイの言いたい放題やりたい放題が面白くて、
最後まで頑張って読みきれたようなもんかもしれません。
しかし母子ともにかなりエネルギーを吸い取られた一冊でした。
シリーズもまだあるようですが、
ちょっと、迷うところです。