NHKの「てれび絵本」で、この本を初めて知りました。
娘の通う小学校で読み聞かせサークルに入り、最初に担当した4年生の教室で、この本をみんなに読みました。
どの本を読もうか…と図書館で探しながら、
緑の美しいイラストの表紙を見つけたとき、すぐに「これにしよう!」と決めました。
テレビの放送を観てから、ずいぶん経っていましたが、この本は私の頭の中にずっと残っていたからです。
小学校4年生くらいになると、すれ違いから起こった、ぼくの切ない気持ちは理解してくれたようでした。
読み終わったあとに、子供たちからもらった拍手は、この本の内容と共に、私はずっと忘れられないと思います。