ロンドン駅でブラウン夫妻は、南米ペルーからやってきたと言う
クマと知り合いになります。
彼を駅にちなんでパディントン、と名づけて家に連れ帰りますが・・・。
題名は知っていましたが、始めて読んだ『くまのパディントン』。
表紙から推し量るに、クマのぬいぐるみと思っていましたが、
本物だったとは。
いろいろな騒動も仕方ありませんね。
ブラウンさんが、駅の食堂でクマとのお茶を平然を装ってしているところは
なかなか絶妙な味わいですね。
お風呂場の失敗もなかなか、二階のバスルームというのが、
私達には少しカルチャーショックですね。
(『どろんこハリー』もそうでしたね。)
絵は古風な英国調で雰囲気がよく出ています。
いろいろな訳や挿絵の版が複数の出版社から出ているようですので、
読み比べてみたくなりました。
続編も読んでみたくなる展開ですね。