「ともだち」をテーマにした一文の詩にわかりやすい絵(写真)がついたような構成。
『ともだちって みんなが いっちゃったあとも まっててくれるひと。』
そうそう。そうだったなぁ〜と昔の自分を思い出す。
『ひとりでは つまらないことも ふたりで やれば おもしろい。』
ほんと!いま息子を見ていてそう思う。
『けんかは したっていい、でも ひとりを たくさんで いじめるのは ひきょうだ』
そのとおり!これは息子にこれから学んでほしいこと。
『ことばが つうじなくても ともだちは ともだち。』
グローバルな子に育ってほしいなぁ!
そんなことを感じながらゆる〜りと読んでいたんですが、「あったことがなくても」という章に突入するとドキッとしました。
白黒写真で、世界の子供たちの姿が紹介されています。
『おかねもちのこ まずしいこ、どうしたら ふたりは ともだちに なれるだろうか』
ひらがなで簡単そうになげかけられた質問に、簡単にこたえられる大人はそういないのではないでしょうか。
子供にも大人にも読んでほしい一冊です。