パパのカノジョはすっごくカッコわるい、と、「あたし」は思っているけれど、この人って見る人が見れば、どちらかといえば、かっこいいで通ってしまう部類なのじゃ?
子供の目から見れば、変わってる、カッコわるい、ってことになるあたり、実在していそうな人です。
ただまぁ、お国がちがうせいか、「カノジョ」の趣味のほうにも、「あたし」の趣味のほうにも、あまり共感できません。
好みはわかりにくいです。
パパのカノジョは、あたしのこと、すっごくカッコいいっていう。
ここのくだりは、子供を丸ごと肯定していて、よいと思いました。
うちは子供が園児のこともあり、とくに我が子にも読ませたいと思う本ではありませんでしたが、私が興味を持った設定ではありました。