なめれおんくんは、なめたものの色にからだの色を変えます。
まず「あか」ということばが、なめれおんくんのからだの色だと説明されます。
それは、何をなめたから?リンゴか?トマトか?イチゴか?と
すべて「あか」だと知る、あるいは学ぶヒントの中から想像させながら、
以外な「あか」=おさるのおしりをなめたから、と楽しませます。
この手順は、どの人にも公平な学び、予想外の展開の面白さを与えてくれます。
自分の感じる色は、他の人の感じる色と同じでしょうか?
見る者の表情の変化や感情の表現でも、比べる術がありません。
少しみなさんとは違った観点から、この絵本を評価したいと思いました。
母親の色があるなら、きっとそれこそが本当の
見た目ではない、こころで感じる「愛の色」なんでしょうね。
いい絵本をこれからも。
感謝