子供と一緒に『島ひきおに』のお話を読んだ後、ページの終わりに書かれていたのを見て『島ひき鬼』に続きがあったのを初めて知りました。
海の中をさまよい歩き、ようやく見つけた友達のケンムン。
人を殺し、だまし、最後は復讐され、ガジュマルの木に張り付けられた男から生まれた化け物のケンムンですが、誕生の経緯はものすごいですが、河童によく似たやさしい妖怪でした。
そんなケンムンと島ひき鬼とのやりとりは、級友のおやじって感じもありますが、お友達が出来てよかったねと、娘も喜んでいました。
『島ひきおに』も『島ひきおにとケンムン』も、やはり最後は人間の身勝手のせいで悲しい結末になってしまいます。
このお話をつうじて、見た眼の判断で人を差別してはいけないと、娘が感じてくれると嬉しいのですが・・・どうかな?