子どもにとっておふろは大切な遊び場だ…
大きなカバの体を洗っている男の子の表紙から
一枚めくった見開きは黄色系の暖色とホワホワの湯気…
この湯気が魔法のスクリーンとなり、ごく普通の家庭の
おふろはいつの間にかワクワクする大浴場に…
カメ、ペンギンにはじまりとうとうクジラまでが顔を出す…
林明子の親しみやすく、しっかりとした絵を楽しむ
絵本といえるだろう…
読み聞かせの時はテキストの細部にとらわれないで
絵の流れを大切にしたい…
孫たちとこの本を読んだ後のお風呂はちょっと大変なのだが、
それはまた別な話…