おふろが、こんなふうになったらどうしますか?
想像するだけでも、楽しい絵本です。
ぼくと、あひるのプッカ。
2人は、仲良くおふろに入っています。
と、そのお風呂の中から、突然、かめが現れる。「海は底のほうより上のほうが熱いんだね。」って、その会話もおもしろいですよね。
そして、よく見ると、かめだけじゃなく、すぐそこにペンギンが。
そして、ずっとむこうには、オットセイ。
かばに、くじらに...
みんなで、体を洗ったり、おふろにつかって、数をかぞえたり、楽しいひと時です。
でも、お母さんが、まこちゃんを呼んだ瞬間、みんなは、どこかに行ってしまい、最初、おふろに入った時と同じ、ぼくとあひるのプッカだけになってしまいます。
ある日、おふろが、こんなふうになってたら・・・
「すごいうれしい!」
「たか君だって、かばさん、こうやって洗ってあげたい!」
とわが子。
林明子さんの絵本の中でも、うちの子が、もっとも気に入っている絵本です。けっこう文章は長いかな、と思うんだけど、ページをめくるごとに、新しい動物が出てきて、子供は飽きることなく、最後まで聞いてくれます。