ウチには4歳の息子が居りますが、虫は大の苦手。というのも私が虫嫌いで、洗濯物に付いて入ってきた小さな虫でも大パニックになるので、それを見ていた息子も虫は怖いものだと思ってしまったようです。
幼稚園に行くようになり、公園で虫探しなどもするようなのですが、息子の中では虫=殺虫剤というイメージが強いようで、虫を見つけると殺虫剤を探すようなのです。
私の虫嫌いは治りませんが、虫も大切な命であることを教えたくてこの本を買いました。
こんちゃんが大切に育てたカブトくんはこんちゃんと同じくらい大きくなって、一緒にスイカを食べたり、遊んだりと仲良しのお友達になります。でも、カブトくんは森に帰りたくなって・・・切ないですが、最後も温かな結末になっています。
この本を読んでからも相変わらず虫は苦手のようですが、感じ方は随分変わったようです。これからも読み続けたい1冊です。