古典的名著と言われている絵本で、息子は、1歳から2歳にかけて、ほぼ毎晩、寝る前にこの本を読んでいました。
ウサギの子供が、眠りに就くまでに、寝室のいろいろなものに「おやすみ」と言っていくというストーリーです。絵は、かわいいというよりは、古典的な感じのするものですが、見れば見るほど発見があります。最初のページでは7時を指していた時計が最後のページでは8時だったり(つまり、寝入るまでに1時間かかったってことなのですね)、窓から見えるお月さまが少しずつ昇っていっていたり。全ページに小さいねずみが描かれていることに気付いたのは息子。隅々までよく見ているんだなと感心します。
時計や、人形のクマや、くしやブラシに「おやすみ」と言いながら、ページごとに部屋は少しずつ暗くなっていきます。読み進めていくうちに、だんだんと、読み手の心にも眠りの準備が整ってくようです。
就寝前の絵本にぜひオススメです。