うさぎの子がベッドに入ってから寝るまでの時間を描いた絵本。
初めてこの絵本を読んだとき、まるで私と妹だ!と感動しすぐに購入しました。
いつも飾ってある絵に描いてあるものを毎晩見直したり、物にもちゃんと挨拶したり「…おやすみ くしとブラシ」 、挨拶していなかった物がないか思い出そうとして寝付けなかったり……。
こういった、私にとって大切でカットできない儀式だけど、ひょっとしたら周りの皆に「そんなことしてるの?」と笑われてしまうかもしれないとも思ったこっそり系ルーティーンを、宝物のように切り取って描いてくれたこの絵本がとっても愛おしいです。
あの大切な気持ちが永遠になったような、不思議な嬉しい感覚です。
幼い頃に出会っていたら確実に何度も読み直していたであろう絵本です。
子どもたちにはもちろん、小さい頃は自分も「しずかにして早く寝なさい」なんて言われていた大人たちにもおすすめ!